こんにちは、オカリナ礼音です。

オカリナに出会って15年。本当にこの楽器に出会えてよかったと思ってる、60代の主婦です。


W管オカリナは単管オカリナに比べて穴も小さく、数も多い為扱いが難しいです。

ちょっとした穴の位置の違いなのに、長い時間かけて吹いていると、どうしてもその穴の位置が気になって吹きにくいということがあります。

私が以前使っていた、ポポロオカリナのW管も穴の位置がしっくりこないのがありました。

そこでポポロオカリナさんに相談した結果、なんと穴の位置を調整してオカリナを作ってくれました。

これが実に吹きやすいのです。やっぱりW管オカリナは、穴のちょっとした違いで吹きさすさが変わりますね。今日はそんなお話をさせて頂きます。


 

オカリナの穴の位置は、メーカーによってかなり違う。

W管オカリナの穴の位置は、メーカーによってかなり違います。

例えば私の所有しているポポロオカリナ、ひぐらしオカリナを比較してみると・・・

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ね、オカリナの外形もこんなに違うし、指穴の位置も、捨て穴(空気の抜ける為の調整穴)も全然違います。

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こちらはポポロオカリナ。オカリナらしいオカリナですね。

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そしてこちらは、ひぐらしオカリナです。ずっしりとしたデザインです。

2社比較しただけでこれだけ違うのですから、全メーカー比較したら、きっとおもしろいことになるのでしょうね。



初めて買った、ポポロオカリナのW管。

私が初めてW管を買ったのは、ポポロオカリナのW管です。

 でも実は初めてのW管ということもあり、指穴の感覚の違いに悩みました。

指穴の大きさの違い、位置の違いに悪戦苦闘。

W管オカリナの指穴の大きさは、単管と違い少し小さめです。その穴の感覚になれるのに、少し時間はかかりましたけど、音自体は楽に出すことができました。

しかし私が初めてのW管で苦戦したのは、

・1管目(低音管)と2管目(高音管)の移行

・低音管AC管の高音レとレ♯

・かすれ音が多くなったり、息圧がぴったり合わないとキーキー音が鳴る。

W管特有の難しいところですよね。でもここまでは比較的練習することでカバーすることができました。


低音管から高音管への移行ができない問題。

私が一番苦しんだのは、2管目(高音管)のはじめの音「ミ」です。とてもクリアな音で素敵でしたけど、栓が細くてボリュームが出ない。

これで低音管から高音管のはじめの音のミへ移行すると・・・音色(特にボリューム)の差がとても目立ってしまうのです。

これは60代の趣味としてオカリナをやっている私が聞いて思うのですから、きっと聞く人が聞けばはっきりとその違いを聞くことができるでしょう。

気にしないで吹くこともできますが、こういうことに限って一度気になってしまうと、とことん気になってしまうのですよね・・・。


そしてそれをカバーしようと試行錯誤した結果、替え指(我流です)で改善することができました。

でもこの替え指はやはりなめらかな運指にはならなくて、音の動きの多い曲では使えません。

あー、困った・・・と、思っていたとき、ふとポポロオカリナさんなら、なんとかしてくれるのではと思ったのです。




穴の位置を調整して作ってくれた!!

そこでさっそくポポロオカリナ工房さんに電話してみました。

「実はなかなか低音管から高音管のはじめの音のミにつなげるときだけ、どうしてもボリュームに差がでてしまいまして・・・。」

無茶なお願いとは頭で分かってはいましたけど、ストレートに質問してしまいました。

お忙しいポポロオカリナさんのことですから、優しくお断りするのかな・・・と思っていたらびっくり。なんと私の話を詳しく聞いてくれたのです。

吹き方はどういう感じか、息圧は強いのか弱いのか。どんな音が希望か。などなど。ほんと親切な対応すぎて、涙が出そうでした!



捨て穴(調整穴)の位置を調整してくれて、吹きやすくなりました!

そして待つこと2ヶ月。新しい私の2台目のW管オカリナが届きました。

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右側にある穴の位置を微調整して頂きました。1台目のオカリナと比べて見ると・・・

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こちらが1台目。右側の穴の位置が2台目よりも下に位置しているのが分かりますよね。



ひと吹き、ふた吹きしてビックリ。1台目で苦労した低音管から高音管への移行で気になっていたボリュームの差がほとんどなくなっていたのです。

一体ポポロオカリナさんはどんなマジックを使ったのでしょうか!?

電話だけのヒアリングで、ここまで奏者の要望をくみ取り、形にする職人魂に触れてとても感動しました。





オカリナ礼音の本日のまとめ。

W管オカリナは穴が小さく、数も多い為、単管に比べて扱うのが難しいです。

さらにちょっとした違いでも、吹きやすさ、音色に大きな変化(奏者にとって)があるものです。

そんなときは、工房に相談してみるのもいいかもしれません。

もしかしたら微調整してくれて、とっておきの1台に出会えるかもしれませんからね。


それでは、また。